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ご予約の際にお宮参りのお着物のご質問をよくいただきます。
「昔から家にあるこの着物は使えるでしょうか」
と実物を持って心配そうにご来店いただく事もあります。
お子様の着物が関係する記念撮影の代表が「お宮参り」「七五三」ですね。
赤ちゃんのお宮参りに使用する着物はいわゆる祝着です。
産着(うぶぎ)や掛け着(かけぎ)など色々な呼び名がありますが、キューピーでは基本「祝着」と呼んでいます。
着物、襦袢ともに両襟に「付け紐」と呼ばれる紐が付いています。
「一つ身」のお着物にはだいたい付け紐が付いています。七五三に使用する際には取ってしまうことが多いようです。袴や帯から出てしまいますから。
一つ身のお着物とは、いわゆる背中の布が一枚で仕上げてあるお着物です。
見た目でわかりやすいのでお背中の違いで並べてみますとこのようになります。
着物の着付け方によっていろいろな使い方はあるのですが、簡単に分けますと
「三つ身」は男の子の七五三、女の子の3歳の七五三で着ていただくお着物。
「四つ身」は女の子の7歳の七五三で着ていただくお着物です。十歳は「大四つ身」という大きさです。
実際のお宮参り撮影では、工夫次第で四つ身のお着物でも着用することも可能です。
不安がありましたらいつでもご相談ください♪